自動車販売管理システムとは?システム開発のポイント
自動車販売管理システムには、主に次の6種類があります。
- 新車販売管理
- 中古車販売管理
- 自動車整備管理
- 板金修理販売管理
- リサイクルパーツ販売管理
- カスタムカー販売管理
当社では、自動車販売管理システムを開発しています。それらのシステムを開発する上で、必要な機能などを簡単ですがご紹介したいと思います。
新車販売管理システム
自動車販売の大手ディーラーには、自社独自の販売管理システムが導入されていることでしょう。一般の新車販売店では、独自に新車販売管理システムを開発して導入しているか、小さなお店ではExcelで管理していることもあります。
新社販売管理システムでは、顧客管理をしたり、売買契約書を作成したりすることが主な機能となります。アクセサリーやカスタム部品の取り付け、自動車の登録、自賠責や任意保険の加入、納車の日の管理、見積書の作成、支払い状況など、そういったものを管理することができます。
ナンバー登録や車庫証明などで、課税諸費用と非課税諸費用が発生します。一般の新車販売店では、ディーラーで自動車登録等を行うことも多いのですが、自社で行う場合は、システムにそれらの管理機能が入っている必要があります。
自動車を購入するお客様からは、「どれぐらい税金がかかるのか?」「ローンと維持費の合計金額はどれぐらいかかるのか?」といったことを聞かれることがあるので、そういった金額もすぐに算出できるようにしておくと便利です。
中古車販売管理システム
中古車販売管理システムは、新車の販売管理システムと同じような機能が必要ですが、他にも中古車販売特有の機能を有する必要があります。
中古車の下取りか買い取りか、オークションで購入してきたものかなど、出元をはっきりさせ、把握する必要があります。また、車検証、印鑑証明、それを記述する必要があります。場合によっては、元オーナーが自動車を手放した理由も管理しておく必要があります。
そういったことから、中古車販売管理システムは、新車販売システムと比べて複雑になります。
自動車整備管理システム
自動車の整備をしている業者さん向けのシステムです。自動車整備には、自動車部品の管理やパーツ交換、板金などの工程管理もあります。
自動車整備管理システムには、事故なのか経年劣化の整備なのか、どこを直したらいいのか、どのようなパーツが必要なのかを把握して、見積金額を出すことがシステムに求められます。
作業工程や工数の把握、自社と協力会社の生産性などを考慮した作業時間の見積、スタッフの工数の把握をして、任意保険有無なども見積にも反映させます。整備を受注したら、それらの工程管理を行います。
最終的には、粗利益の把握や売上目標との実績対比など、管理会計の機能も求められる場合があります。
板金修理販売管理システム
板金販売管理システムは、自動車整備とほとんど同じです。板金屋さんでも自動車整備ができることがほとんどですし、その逆も同様だからです。
板金販売管理システムでは、塗装が入ってきますので、自動車のカラーコードの把握などが入るので、その部分が異なります。
リサイクルパーツ販売管理システム
リサイクルパーツ販売管理システムに求められることは、販売管理と在庫管理です。
自動車をばらして部品を取ることを、「生産」と言いますが、リサイクルパーツで最も大事なのは、生産物の管理です。車体番号何番の自動車からどのような部品を外したのか。その部品はどの自動車に取り付けることができるのか、そういったことの把握がリサイクルパーツ販売管理システムに求められます。
また、メーカーが自動車のバージョンアップで、取り付けられる部品が変わってきます。リサイクルパーツ販売管理システムでは、その情報を管理することも大事です。
カスタムカー販売管理システム
カスタムカー販売管理システムを開発するためにはさらに生産管理のノウハウが求められます。新車や中古車をカスタムして販売するので、自動車整備をするのですが、製造するパーツの納期と整備する工程を合わせる必要があります。
カスタムカー販売管理システムは、新車や中古車の販売管理システムと同じ機能は、もちろん求められます。それだけでなく、パーツの在庫管理や製造工程管理、自動車をカスタムするための工程管理、人員管理なども求められるのです。
カスタムカー販売管理システムが開発できるシステム会社は、新車や中古車、自動車整備、板金、リサイクルパーツ販売など、各種販売管理システムが開発できる業者です。
自動車販売管理システムの開発なら、ぜひオピフィクスにお任せください。